2019年10月4日公開
ホアキン・フェニックス版「ジョーカー」
ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じるまでの過程と役作りの葛藤について紹介いたします。
役をやろうと決心したのは
監督のトッド・フィリップスは最初からホアキン・フェニックスを想定して脚本を書いていました。
これまでさまざまな名優たちがジョーカーを演じており、共通するのが”怖いものしらず”という要素。
当時活躍中の男優でそういうタイプを選ぼうとしたら、ホアキン・フェニックスしか思い浮かばなかったそうです。
もともとホアキン・フェニックスで決めていたんですね。
ホアキン・フェニックスは監督のトッド・フィリップスを家に呼び、ジョーカーの”笑い”ができるのか2人で確認したそうです。
2人で”笑い”について話し合い、そのときこの役をやろうと決心したそうです。
これまでジョーカーが登場してきた映画を見直していない
ホアキン・フェニックスは子供のころティム・バートンの「バットマン」やクリストファー・ノーランの「ダークナイト」を観てきたが、今回のジョーカーはこれまでのジョーカー像とまるっきり違う理由から参考にはしなかったそうです。
新しいジョーカーを作る自由がほしかったから既成のものに影響を受けたくなかった。
おそろしいほど痩せたアーサー/ジョーカー
本当は痩せたくなかった。
トッド監督が譲らず、仕方なくダイエットして24キロ減量。
監督の持っているアーサーのイメージが不健康で、とても痩せていて、いつも満たされていない感じという理由から、かなりヘビーな減量をお願いしていたとのことです。
はじめて体が映るシーンは衝撃。やせすぎて骨がいびつに見えました。
ピエロとしての動きやダンスを習得するために
優雅で自信に溢れたアーサーのパフォーマンスはマイケル・アーノルドという振付師とのコラボ。
ホアキン・フェニックスは人とのコラボが嫌いですが、彼のダンスのボキャブラリーについて話が興味深かったそうです。
独特でありながらも、見入るダンス。公衆トイレのシーンが特に印象的です。
デ・ニーロのような役者になりたかった
今回の共演では直接顔を合わせるシーンが少なく、ラストのとても重要なシーンをぶっ続けで撮影していたためずっと集中していたが、本当はひとりのファンとしていろいろ聞いてみたかったそうです。
ホアキンが14歳~15歳のころに「タクシードライバー」を観て、デ・ニーロのような役者になりたいと思っていた。
ホアキンはウルヴァリンが好き
子供のころコミックを集めていた!
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