映画『エイリアン』シリーズに登場するエイリアン種類まとめ

まとめ

2024年9月に最新作エイリアン、ロムルスが公開。
1作目の監督リドリースコットも関わっていて、時系列は1と2の間の物語です。

過去にどんなエイリアンが登場したのか、シリーズ過去6作に登場するエイリアンをまとめました。

エイリアンエッグ

最初に登場するエイリアンでエイリアン・クィーンが産む卵、繁殖のためのエッグチェンバーとも呼ばれます。

分厚いゼラチン質の殻に覆われていて、表面に血管のような模様があり、生き物であることを感じさせる形状は卵形で、上部に花弁状の開口部があります。

エイリアンエッグから孵化したフェイスハガーが寄主に寄生して成長します。

フェイスハガー

続いてクイーンエイリアンが産んだ卵(エッグチャンバー)から孵化するフェイスハガー。

フェイスハガーはゼノモーフ(エイリアン)の一種で、ヒトの指のような8本の足がついた、尾の生えたヒトデような姿をしています。

寄生対象がエッグチャンバーに近づくと、フェイスハガーが飛び出し、8本の足で宿主の顔面に貼りつきます。
宿主の口に管のような器官を挿入してエイリアンの胎児(チェストバスター)を流し込み、寄生させます。
強酸性の血液を持っており、外科手術で取り除こうとすると危険です。

寄生している間は宿主が死なないように酸素を送り込みます。

エイリアンエッグから孵化してフェイスハガーになるまでの期間は短く、宿主の顔に張り付いて寄生体を産み付け、その後数時間から数日で成熟します。

1作目では寄生させたあと絶命してます。

主に種の繁殖を担当しており、名前は「顔に貼り付くもの」を意味しています。

チェストバスター

続いてチェストバスター、初登場時はトラウマになる衝撃でした。

エッグチャンバーから飛び出したフェイスハガーによって生物の体内に植えつけられ、
成長するまでの間、個人差がありますが、体内から宿主の体を食い破って出てきます。

その際、宿主は凄まじい激痛に襲われて死亡する。

成長が完了するまで宿主の体内に「へその緒」のようなもので繋がり潜伏していて。ある程度の段階まで成長しなければ宿主に自覚症状が出ないため、寄生させられたことに気が付かないケースがあります(レントゲンやプレデターのセンサーによる確認は可能)。

ゼノモーフ(エイリアン)の幼体の第二形態であり、白いヘビのような形をしています。

動きは俊敏であり、小ささも相まって捕獲は困難で、宿主のDNAを吸収して形状に差異が出る。
名前の意味は「胸を突き破るもの」

特殊なチェストバスター

ゼノモーフは寄生した相手の遺伝子を受け継ぐため、人間以外に寄生すると異なる形態のチェストバスターに成長します。

例えば、犬に寄生した場合は「ドッグバスター」、プレデターに寄生した場合は「プレデリアン・チェストバスター」となります

ゼノモーフ

常識では考えにくい速さで成長して、物語の展開を劇的にしてくれました。

ゼノモーフは全身が艶のかかった漆黒の姿をしており、頭部の特徴的なフードや後頭部は男性器をモチーフとしています。
社会性昆虫のように、一体の女王体(エイリアン・クイーン)を中心に繁殖を行っていて、性別が有るかは不明です。

エイリアン・クイーンが生んだ卵はエイリアンではなく、サソリのような姿をしたフェイスハガーの姿で孵ります。

フェイスハガーは人間や動物を見つけると、顔面に組み付き体内に幼体を産みます。

寄生した幼体は宿主の体内でDNA情報を書き換えながら成長し、ウナギのような姿(チェストバスター)となり、宿主の体を突き破って外に出てきます。

その後、脱皮を繰り返し大型化し、宿主のDNA情報により人型になるか四足歩行になるかが決まります。

アクア・エイリアン

『エイリアン4』に登場するエイリアンで、水中でも行動可能です。

人間よりもはるかに早いスピードで泳ぎ、獲物を追い詰めます。

水中で自在に動き、罠を仕掛ける知能の高さを見せつけます。

ネオモーフ

『エイリアン:コヴェナント』で初登場した新種のエイリアン。

ボディ全身が白濁色で、寄生の仕方も従来のエイリアンとは異なる。

エッグサックから噴出される黒い粒子を体内に取り入れて寄生します。

ボディ全身が白濁色で、他のエイリアンとは異なる外観を持っています。

背中にはパイプ状の突起物が5本あり、身長は約2メートルで、頭部には半透明のフードのようなものをかぶっており、眼孔がありますが眼球はありません。

口の中にもうひとつ小さな口(インナーマウス)があるという独特な構造を持っています。

エイリアン・クィーン

2作目での登場時は強烈でした。

主な役割は繁殖のためのエイリアンエッグ(エッグチェンバーとも呼ばれます)を産むことです。

他のエイリアンに守られて巣の奥に潜んでおり、体長は最大で約30メートルに成長して、
戦闘力が非常に高い。

基本的に動かないが、非常事態には自力で行動することもある。

クィーンが死ぬと、群れの中で最強の普通個体が「プレトリアン」を経て新たなクィーンになる

ニューボーン

エレン・リプリーの遺伝子を受け継いだクイーンエイリアンの子宮から誕生した新種です。

人間の頭蓋のような顔が特徴で、眼孔が存在し、内部には瞼と瞳があります。

従来の無機的なエイリアンとは異なり、有機的な肉体で構成された異形の生物です。

エイリアンよりも人間に近く、スマートな体型を持ちますが、体格は通常のエイリアンよりも大柄です。

パワーは凄まじく、腕の一振りでクイーンの頭部を粉砕し即死させるほどです。

粘液に覆われた皮膚は柔らかそうな見た目に反して頑丈で、強酸性の返り血にも耐えられます。

嗅覚を重視して行動し、匂いで同族か敵かを識別します。

口内にはインナーマウスの代わりに舌があり、噛みつく攻撃で獲物を襲います。

血液は赤色で感情を表現し、知能も強化されている様子が窺えます。

ニューボーンはクイーンを母親と認識せず、憎悪の形相で容赦なく惨殺します。

リプリーに対する眼差しは母親に甘える子供のようでもありますが、他の人間に対しては敵と認識し積極的に攻撃します。

同族であるゼノモーフですらためらいなく殺すことが推察され、シリーズ最凶の存在とされています

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